遮音性能測定
建築物の遮音性能の確認方法としては、JIS A 1417『建築物の空気音遮断性能の測定方法』で規定されており弊社ではこれに準じた測定を行っております。
音源室でピンクノイズを発生させ、音源室・受音室両方で音圧レベルを測定します。音源室での音圧レベルから受音室での音圧レベルを差し引くことで、遮音性能(透過損失)を導出します。
建築物の遮音性能の確認方法としては、JIS A 1417『建築物の空気音遮断性能の測定方法』で規定されており弊社ではこれに準じた測定を行っております。
音源室でピンクノイズを発生させ、音源室・受音室両方で音圧レベルを測定します。音源室での音圧レベルから受音室での音圧レベルを差し引くことで、遮音性能(透過損失)を導出します。
建築物の床衝撃音の確認方法としては、JIS A 1418『建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法』で規定されており、弊社ではこれに準じた測定を行っております。
上階にて標準衝撃源で衝撃を与え、下階にて音圧レベルを測定します。この値が床衝撃音レベルとなります。
標準衝撃源には、「標準重量衝撃源」と「標準軽量衝撃源」の2種類があります。
標準重量衝撃源では主にバングマシンを使用します。タイヤを落下させた際の最大音圧レベルを測定します。
標準軽量衝撃源ではタッピングマシンを使用します。タッピングマシンの下部には複数の小さいハンマーが設置されており、カタカタと連続して衝撃を加えます。軽量衝撃源では一定時間を時間平均した等価音圧レベルを測定します。
標準重量床衝撃源(バングマシン) | 標準軽量床衝撃源(タッピングマシン) |
室内騒音測定では、対象騒音(空調騒音など)が稼働しているときの室内音圧レベルを測定します。
1インチマイクロホン |
普通騒音計や精密騒音計を用いて測定するケースが多いですが、試験室やアナウンスブースなどの非常に小さい室内騒音が想定される場合には、自己ノイズの小さい1インチマイクロホンを使用して測定を行っています。
普通騒音計では、室内音圧レベルが騒音計の自己ノイズを下回ってしまい、正確な測定が行えない場合があるからです。
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