騒音対策
快適な共有空間をつくりだすために、商業施設や事業施設に対して、適切な防音工事を行っています。
非常用発電機を稼働させた時の騒音対策依頼があり、弊社で事前調査から騒音対策検討を行いました。
事前調査では、敷地境界線上の騒音値を確認する以外にも、音源の周波数特性の確認や、伝搬経路の確認、対策すべき箇所の確認を行いました。
事前調査の結果を基に、騒音対策の検討を行い、吸音の設置等ご提案をし、弊社の製品ではサイレンサーを用いた対策をご提案しました。その際、音の計算と同時にサイレンサーによる圧力損失の計算を行い、最終的に整流板付きのサイレンサーを採用することになりました。
設置方法のことを考え、本物件ではユニットタイプのサイレンサーを採用しました。その際、室内でクレーンが使えない等の制約により、手持ちでサイレンサーを積んでいく必要があったため、人が運べるサイズ・重量のユニットとなるよう考慮しながら設計を進めました。
すべての対策工事が終わった後に、事後測定として再度敷地境界線上での騒音測定を行い、計算値と概ね一致することを確認しました。最終的には、概ね計算通りの20dB程度の減音を実現することが出来ました。
騒音対策に関するお問い合わせは、お電話またはメールフォームより受け付けております。
検討段階でも、まずはお気軽にお問い合わせください。