吸音パネル AP-50
屋外の反射面に囲われた場所で、反射による音の増幅を軽減する事ができる吸音パネルです。
A-111工法は吸音パネルAP-50を現場施工式に改良した屋外吸音工法です。
コンクリートで囲まれた壁に施工する事で、反射音による音の増幅を抑えます。
吸音材をはじめ、屋外で使用できる耐候性の高い部材で構成されています。
部材を現場加工する事でダクトや梁・柱などの障害物に対しても、その場で対応可能です。
清掃工場やリサイクルセンターなどの蒸気復水器置場、空調室外機やクーリングタワー周辺の吸音工事に最適です。
現場にて吸音材、見切材、目地材、表面保護材を加工できますので、柱・梁、ダクトやステーなどの障害物もその場で加工対応ができます。
吸音材に撥水性グラスウールのフローティングウールを使用しており、見切材、目地材は加工性に優れたアルミ型材を使用しております。
屋外にて、長年にわたって吸音率の低下、材質の劣化の心配はありません。
また、背後に空気層を設けて施工する方法や、吸音材の厚みを増やす事により、更に吸音性能を上げる事も可能です。
名称 | 寸法 | 材質 |
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1.吸音材 | 980×2000 | フローティングウール(32kg/㎡) 撥水ガラスクロス平貼(50t/100t) |
2.表面保護材 | 980×2000 | パンチングメタル 高耐食性めっき鋼板※(0.4t) |
3.見切材 | 20×55×35×1.2t 標準L=4000 | アルミ型材加工品 JIS H4100 A6063S アルマイトクリア |
4.横目地材 | 60×52.4×1.2t 標準L=4000 | アルミ型材加工品 JIS H4100 A6063S アルマイトクリア |
5.縦目地材 | 45×8×20t 標準L=4000 | アルミ型材加工品 JIS H4100 A6063S アルマイトクリア |
6.固定ビス | ф4×16 | SUSドリルねじ |
7.打込アンカー | 下地材質より引き抜き強度を考慮し決定 | SUSビスアンカー |
※ 高耐食性めっき鋼板は時間経過により表面が部分的に黒く変色することがあります。(黒変現象) |
測定条件 | 1/1オクターブバンド中心周波数 [Hz] / 残響室法吸音率※1 [ - ] | |||||
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125 | 250 | 500 | 1k | 2k | 4k | |
吸音材50mm | 0.28 | 0.71 | 1.12 | 1.06 | 0.85 | 0.73 |
吸音材50mm+背後空気層50mm | 0.47 | 0.94 | 1.10 | 1.04 | 0.91 | 0.75 |
吸音材100mm | 0.75 | 1.16 | 1.13 | 1.06 | 0.91 | 0.77 |
※1 1/3オクターブバンドでの測定値の算術平均によって、1/1オクターブバンドに換算した値を記載しております。 |
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