電磁波シールド

ELECTROMAGNETIC WAVE SHIELD

電波を利用したサービスの多様化でスマートな社会の実現が
期待される現在、電磁波環境の重要性は高まっています。
電磁波シールドは、建築空間・室で電磁波を遮蔽することで
そのようなニーズにお応えする技術です。

電磁波シールドの基本

BASIS

電磁波シールドは、以下の箇所に対策を施すことで効力を発揮します。

① 床・壁・天井の6面を全てシールド材料で構成する。

② 扉、窓、設備貫通(空調ダクトや電源・通信線)にシールド処理を行う

パネル式電磁波シールドルーム

PANEL STYLE

スピーディーな施工を可能にするパネル組立式

スペースを選ばない、シールドルーム。
スピーディーな施工を可能にするパネル組立式で、あらゆる条件に適合します。

既存の室内にパネルの組立で施工します

研究・開発施設や、通信関係企業様の検証用施設、重要な情報を扱うような施設など、電磁波シールド(電磁波遮蔽)がメインとなる部屋・空間に適した工法です。
パネル組立式なので設置・移設が容易で、工場加工によるパネルを使用するため現場でのスピーディーな施工を可能にします。

日本環境アメニティでは、規格化されたパネル製品を使用することで、安定した品質で性能の高い高性能タイプから比較的廉価な中性能タイプまで、求める条件に合わせた広範囲な性能レベルに対応しております。

また、用途に合わせてスマートな内装仕上げとすることも可能であり、大空間での一般居室に近い仕様での施工実績もございます。

  • 施工・解体・移設が
    容易
  • 短工期・省スペース・
    低価格
  • オプションによる
    要望への対応
    ※一般居室同等レベルまで可能。

築造式シールドルーム

BUILDING STYLE

主に新築時から施工する築造式

主に新築時から施工施工します

音楽ホールやスタジオでのワイヤレスマイクの混信防止など、主用途の他にシールド付加が必要な部屋・空間に適した工法です。
建築内装材の中にシールド材料やシールド部品を組み込めるため、シールド材を表面に出さず、違和感のないスマートな内装に仕上げることが可能です。
また、構造体を利用したシールド層を設けることが可能なため設計の自由度も高く、大空間での新築現場などにも適しています。

  • 大空間での対応が可能
  • 用途に合わせた材料の選定
  • スマートな内装仕上げが
    可能

電磁波シールド工事の主な施工対象

  • データセンター
  • サーバールーム
  • 無線通信機器の新規開発
    試験室
  • 無線通信機器の品質管理
    試験室
  • 自家発局舎(大型電波塔)
  • 機密情報管理施設
  • ハード・ソフトウェア新規
    開発試験室
  • ハード・ソフトウェア品質
    管理試験室
  • 音響スタジオ
  • TVスタジオ
  • コンサートホール
  • 電子回路などの生産工場
  • 放電加工室
  • 聴力検査室
  • 脳波検査室
  • 筋電検査室
  • 一般企業・メーカー
  • 官庁系施設
  • 研究施設
  • 教育施設
  • 交直変電施設
  • その他電磁波の発生する
    施設

その他、磁気シールドや電波暗室などのシールド工事につきましても対応いたします。

業務の流れ

FLOW

日本環境アメニティのシールド工事は一貫体制

電磁波の環境測定から診断・電磁波シールド工法の検討・設計・施工・シールド効果の測定まで、一貫したシステムで幅広い周波数帯域の電磁波シールド工事と対策を行い、安全な電磁波環境を実現します。

STEP1 環境測定・診断

お客様が求める電磁波シールドの目的や用途をヒアリングし、調査・診断の上でシールド性能の設定や問題の解決手段を提案いたします。
必要に応じて周囲の電磁波環境測定も行います。

STEP2 設計

診断結果とデータをもとに、使用環境と居住性を考慮し、電磁波シールドの設計を行います。

STEP3 施工

設計にも基づいた素材と製品を用いて、経験豊富な専門スタッフが電磁波シールドを施工します。

STEP4 効果測定

目標性能を満足しているかの確認で、施工後にシールド性能測定を行います。
また、運用後の保守対応もお請けいたします(有償)。

お問い合わせ

CONTACT

電磁波シールドに関するお問い合わせは、お電話またはメールフォームより受け付けております。
検討段階でも、まずはお気軽にお問い合わせください。