シールド知識

シールドについての一般的な情報をご紹介します。

シールドの種類

シールドの種類

シールドの種類は、電波シールド、X線(放射線)防護、磁気シールドがあります。電波、X線、磁気と、シールドする対象によりそれぞれ周波数が異なり、使う材料や施工方法も異なります。NEAでは、各対象に最適なシールド工事を行っています。

シールドの必要性

シールドの必要性

主に機器や通信メーカーでは精密機器、電子機器、無線機器などの製品開発や品質管理を行う環境を整備するために、外来ノイズ(不要ノイズ)から隔離した空間をつくる必要があります。その逆に、施設内部の機器や装置から発生する電磁ノイズ(不要電波)によって、施設外部の機器や装置に電磁障害を与えないよう対策をしなければなりません。また、ワイヤレスマイクなどを使用する環境では、混信を防止し電波を有効利用する環境づくりを必要とされる施設もあります。官庁、企業を問わず機密情報や個人情報などの管理はパソコンで行うことが一般的で、それら電子機器は有害電波に対して非常に脆く、障害を起こすと多大な被害を及ぼすリスクがあります。そういった電子機器を設置・使用する建物や、部屋をシールドすることによってリスクを回避し、安心して運用できるようにするためにシールドの設置・施工が必要になります。

シールド工事に使用する材料

電磁波は周波数帯によって様々な種類があり、各種類に対して使用する材料が異なります。電波に対しては主に銅箔やアルミシート、亜鉛鉄板やステンレス鋼板といった導電性の高い材料を使用し、CT室などから発せられるX線に対しては鉛やコンクリートで遮蔽します。磁気に対しては透磁率の高い磁性材でシールドをします。多くは珪素鋼板といった材料を一般的に使用します。

シールド工事のタイプ

シールド工事のタイプ

シールド工事のタイプについては、主に新築時から施工する「築造式建築工法」と、既存の室内にパネルの組立で施工する「パネル組立式シールドルーム」があります。NEAではそのどちらにも対応しています。

TEMPEST(テンペスト)とは?

主にパソコンの接続ケーブルやモニターなどから発せられる微弱な電磁波(漏洩電磁波)を傍受して、機密情報を盗み出す犯罪。これをTEMPEST(テンペスト)といいます。電磁波は、コンクリートやガラスなどを突き抜けられるため、指向性のよいアンテナを使用することで微弱な電磁波を検出できてしまいます。悪質な犯罪から大切な情報を守るためには、シールドによる対策が必要不可欠となります。