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残響室法吸音率測定

1.適用範囲 2.測定装置 3.測定条件4.測定方法 5.結果の表示と付記事項 / 測定結果(例)

1.適用範囲

 日本板硝子環境アメニティ(株)音響試験室の残響室における、材料の残響室法吸音率の測定方法について、JIS A1409に準じ以下に規定します。

2.測定装置

 

▼残響室
床面積 86m2
容積 727m3
形状 7面(不整形)
拡散機構 特になし
 
▼残響室(空室)の等価吸音面積−周波数特性
残響室(空室)の等価吸音面積−周波数特性

周波数特性は両隣の周波数帯域の平均値から15%以上のピーク,ディップのない滑らかな曲線となります。(測定日時:1999.10.14)

周波数特性は両隣の周波数帯域の平均値から15%以上のピーク,ディップのない滑らかな曲線となります。(測定日時:1999.10.14)

▼音源装置
音源 AKAI社ハードディスクレコーダに収音※
パワーアンプ YAMAHA社PC-2002M
スピーカー FOSTEX社38cm口径フルレンジユニット×2

※ピンクノイズ全帯域を2つの周波数帯域に分割、一台のスピーカシステムから出力

 
▼受音および記録装置
マイクロフォン B&K社1/2インチ
無指向性マイクロフォン(type2165)
1/3オクターブ幅フィルタ B&K社リアルタイムバンド分析器
(type2143)
記録装置 B&K社リアルタイムバンド分析器
(type2143)

▼増幅器およびスピーカのブロック図

増幅器およびスピーカのブロック図

3.測定条件

▼測定試料
試料配置 床面中央部に約10〜122を集中配置
施工 使用状態に類似、鋼材アングルで四周を囲む

測定周波数:中心周波数=100Hz〜5kHz 1/3 OctaveBand

 

4.測定方法

▼残響時間の測定
受音点 5点
測定回数 各受音点で5回の計25回とする

測定機器の動作状態はその都度確認

 
 

残響読取範囲定常状態から5〜10dB減衰した時点から30(25)dBの範囲で残響時間を読み取ります。減衰量が30〜40dBあり、減衰曲線が折れ曲がっていない(音場の拡散条件が良好であることを示します)ことをその都度確認しながら測定を行います。

残響曲線の測定例です。

残響曲線の測定例

▼残響室法吸音率の算出

残響時間の読み取りを各周波数について行い、5点(測定点)×5回の合計25個の測定値を算術平均し、下の式により吸音率を算出します。

残響室法吸音率の算出
α :残響室法吸音率
T1 :試料を施工した状態における残響時間[sec]
T2 :試料を施工しない(空室)状態における残響時間[sec]
:残響室容積(m3
:試料施工面積(m2
:空気中の音速(=331.5+0.61t t:空気の温度[セ氏])

温湿度条件の変化を考慮し、空室時の残響時間は試料と同日に測定します。また、温湿度に差異が生じてしまった場合には、相対湿度による空気の音波吸収の違いを加味した残響式(JIS A 1409 1998 付属書E)を用いて吸音率の算出を行います。

5.結果の表示と付記事項

▼結果の表示
 

片対数折れ線グラフにより表示
縦軸:吸音率(0.0〜1.0)
横軸:周波数(対数表示)
縦軸:横軸=2:3
※周波数を5オクターブの範囲で表示する場合

 
▼付記事項
 
  1. 試験体
  2. 施工面積
  3. 備考
  4. 測定日時
  5. 温度
  6. 湿度
  7. 吸音率および空室,測定条件での残響時間

測定結果の出力はこのようになります。

測定結果の出力

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